ファーストアクション竹芝!開催レポート

2025年3月14日(金)に竹芝Marine-Gateway Minato協議会(以下、MGM協議会)の会員による「ファーストアクション竹芝!」を開催しました。
これまで2回にわたりワークショップを実施し、WGを越えたつながりからアイデアを出す楽しさを体験し共有してきました。
今回は、これまでのMGM協議会の活動を振り返りながら、アイデアの実現に向けた「ファーストアクション」を考えました。
1.イントロダクション
2024年9月に開催した「未来ビジョンロードマップ発表・意見交換会」の振り返りを行った上で、「ファーストアクション竹芝!」の趣旨を共有しました。

2.パネルトーク
ファーストアクションを考えるにあたり、「各会員のアイディア・やりたいことを実現するには?」「そのために事務局で出来ることは?」といったテーマでパネルトークを行いました。
MGM協議会の活動をどのように進めるべきか、具体的な事例や戦略を交えて、MGM協議会のアドバイザー林氏と岩本氏、事務局の一般社団法人竹芝エリアマネジメントの浅見氏、ファシリテーターの加生氏の4名でディスカッションしました。

林 厚見氏(株式会社スピーク 代表/東京R不動産)
岩本 唯史氏(株式会社水辺総研 代表)
浅見 直登氏(一般社団法人竹芝エリアマネジメント)
ファシリテーター
加生健太朗氏(一般社団法人つなげる30人 代表理事)
3.ワークショップ
加生氏がファシリテーターとなり、「ファーストアクションの紡ぎ出し」に向けたワークショップを行いました。
各自が竹芝で取り組んでみたいこと表明をし、似たアイデアの方とグループを組み、1年後の理想の状態からバックキャストしたファーストアクションを考えました。
4つのグループが具体的に取り組みたいアイデアやアクションを発表しました。
グループ1
「竹芝×島×スポーツ&交流プロジェクト」
竹芝と島とスポーツをテーマに相互コミュニケーションを提案
1.島に行く(島の友達を作ると島に行く理由ができる)
2.飲みに行く(島の食材を使った料理を提供しているイベントなどで島気分を味わいながら飲みに行く)
3.竹芝をちょっと走る(運動不足なのでみんなでちょっと走りたい)

グループ2
「竹芝×オフィスツアー&交流プロジェクト」
子どもに自慢できる竹芝にする
1.メンバーで飲み会(竹芝を歩いていると飲み会仲間にふと会える)
2.社食体験(社食を体験するキッズツアー)
3.プレ「竹芝キッズツアー」実施(竹芝のキッザニアを目指し、オフィスツアー)

グループ3
「竹芝×ドローンショー&エンタメプロジェクト」
竹芝の夜の景観を彩る提案
1.ドローンショー(春にかけてドローンショーと花火のイベント)
2.プールの設計(未来のプール設計図くらいであれば、1年後までにできる
3.アド街(アド街に紹介されるような賑やかで多くのコンテンツがあるまち)

グループ4
「竹芝×昼飲み文化(半ドン)×日本文化プロジェクト」
昼飲み文化を竹芝で根付かせる
1.竹芝半ドンフェス(金曜は昼で仕事終了!竹芝から金曜半ドンデーを!)
2.芝商グラウンドで企業対抗運動会
3.島食材食い倒れ

4.ワークショップ総評
アドバイザー
林 厚見氏
まちづくりに関わる人には
三国志的な役割がある
劉備(リーダー・イニシアチブを取る人)
孔明(戦略を考え、サポートする人)
応援団(支える人)
全員がリーダーにならなくてもいい。それぞれの役割で関わることが大切である。
事務局の役割は、この3つの役割をうまく機能させることである。
アドバイザー
岩本 唯史氏
面白いアイデアを実現する人生を、
皆さんがこれから歩み始める
まちづくりに関わることで、自分自身の楽しみや成長にもつながる。
「まちづくりの発想力の転換」が大事である。楽しいことをやっているだけで、結果的に会社や社会のためになっているという、「竹芝のため」ではなく、「竹芝を活用して自分がやりたいことを実現する」という視点を持つと良い。
事務局
浅見 直登氏
官民連携の重要性
行政(港区)と協力しながら、竹芝の可能性を最大限に活かしていく。
竹芝を「より良いまちにする」という視点を持ちながら、実際のアクションにつなげる。